みなさん、JR 東日本が発売する「週末パス」を知っていますか?
知らない方はもったいない!!
東京⇔東日本エリア(福島・仙台・新潟・山形等)を行き来する際に
とってもお得になるフリー切符です。
上手に使えば交通費を3千円以上節約することも可能なお得な切符です!!
今回は、「週末パス」のお得な利用方法や週末パスを活用した、観光におすすめな
モデルプランも紹介しています!!
併せて、人気の宿情報もチェックできるようになっているので、お見逃しなく!
週末パスとは
JR東日本が発売しているお得な切符で、東京~福島、仙台、新潟、山形などの東北方面に行く際に便利でとてもお得な切符です。
フリーエリアは広範囲に設定されていて、伊豆(熱海~伊豆急下田)・関東エリア・東北、信越エリアの一部がフリーエリアとなっており、普通列車に自由に乗り降りできるフリーパスタイプのお得な切符です。
利用できる期間は、土休日の連続する2日間なので1泊2日の旅程に最適です。
フリーエリア内には、JR線以外にも含まれていて、フリーエリア内のJR線と他14線【山形鉄道線全線、阿武隈急行線全線、福島交通線全線、会津鉄道線(西若松~会津田島間)、北越急行線全線、えちごトキめき鉄道(妙高高原~直江津間)、上田電鉄線全線、しなの鉄道全線、長野電鉄線全線、アルピコ交通線(松本電鉄線)全線、ひたちなか海浜鉄道線全線、鹿島臨海鉄道線全線、富士急行線全線、伊豆急行線全線】の普通列車(快速含む)普通車自由席が利用できます。
フリー切符で乗車できるのは普通列車(快速を含む)のみですが、別途特急券を購入すれば、新幹線や特急列車にも乗車することができます。
フリーエリアは以下の通りです。
<週末パスのフリーエリア>
●週末パスのポイントと注意事項●
①切符の購入は有効期間開始日の前日までで、当日は購入できないので注意が必要です。
※購入場所は、フリーエリア内のJR東日本の主な駅の指定席券売機、みどりの窓口、びゅうプラザ等で発売しています
②利用は普通列車と快速列車のみですが、別に特急券を購入すればフリーエリア内を走る新幹線や特急列車にも乗車可能です。
※JR東海管轄の新幹線(のぞみ・みずほ・こだま)は週末パスでは乗れません
※特急券を別途購入する場合、大人の休日俱楽部などの割引は適用されないので注意が必要です。
③週末パスのエリア内であれば乗り降り自由で何回途中下車してもOKです!!
<週末パスの利用期間>
利用期間は、上記のカレンダーの赤く塗られた日が利用開始日となっており、土休日の連続する2日間で利用ができます。
残念ながら、12月28日~1月6日の期間は設定がありません。
週末パスは、通常2日間有効な切符ですが、もちろん、日帰りの日程に利用してもかまいません。
その場合、有効期間は2日間なので、翌日にお出かけの予定があれば迷わず使いましょう(笑)
料金は?どれくらいお得になる??
では、気になるお値段ですが、まずは週末パスの料金設定から見ていきたいと思います。
<週末パスの設定金額>
大人 | 小児 |
8,880円 | 2,600円 |
広範囲に設定されているフリーパスが2日間乗り放題で、この値段はなかなかなんじゃないかと思います。
<週末パスは追加で新幹線を利用しても安い?!>
週末パス自体は普通列車に乗れる切符ですが、例えば、仙台に行く場合、東京から仙台まですべて鈍行で行くとしたら、約7時間はかかります。
電車が好きで7時間かかっても構わない!という方なら良いのですが、1泊2日で片道7時間はさすがに…という方も少なくないでしょう。
(管理人は案外平気だったりします…(笑))
そこで、特急券の購入をおすすめします!!!
でも…特急券を追加で購入したらその分高くなってしまって、お得な切符の意味がないんじゃないか?と一見、思うかもしれませんが、
実は、それは違うのです。どう違うかと言いうと、週末パスに追加で特急券を購入しても十分に元が取れるお得な切符という事です。
ここで、各方面(福島・仙台・新潟・山形)に行く際、週末パス+特急券の値段と割引なしで普通に切符を購入した場合(乗車券+特急券)どれだけ料金に差が出るのか表にまとめてみました。
【東京~各駅まで大人1名分の往復の値段と週末パスを利用した場合の往復の料金比較】
着駅(出発は東京駅) | 普通に切符を購入した場合 | 週末パス+往復の特急券 |
福島駅 | 18,220円 | 17,420円 |
仙台駅 | 22,820円 | 19,600円 |
新潟駅 | 21,520円 | 18,960円 |
山形駅 | 23,100円 | 19,880円 |
※料金は時期ににより若干異なります。
※新幹線の特急料金は指定席の料金で計算しています。
※仙台までの新幹線は、はやぶさを利用した料金になっています。
結果はなんと、福島で800円、仙台で3,220円、新潟で2,560円、山形で3,220円往復で週末パス利用の方がお得になるという結果になりました。
週末パスは土休日の連続する2日間のみしか利用できない切符ですが、これだけお得になるフリーパスもなかなかないのではないかと思います!
そして、なおかつ、上記の金額が安くなるだけではなく、フリー区間が乗り降り自由になっているので使い勝手も良く、非常におすすめな切符です。
表に挙げた駅はあくまでお得になるエリアの一例ですが、週末パスが大変お得になる切符だという事が判明しました!!!
ぜひ土休日に東北エリアに行かれる際は、週末パスの利用を検討してみてくださいね!!
週末パス活用ガイド <オリジナル旅行プラン+人気の宿情報>
続いて、週末パスを活用した、管理人オリジナル☆おすすめ観光プラン☆を2つ立ててみました!!
各エリアのおすすめ観光スポットや人気の宿も併せて紹介していますので、次の旅行の参考にどうぞ!!!
①仙台と日本三景の一つ松島をめぐる!!
東京から東北新幹線はやぶさに乗り、仙台で普通列車に乗り換え電車に揺れること約40分。最寄り駅の松島海岸駅に到着です。
日本三景の一つである松島はもうすぐそこです!!
仙台で牛タンを食べてから松島に向かうのもいいでしょう。
松島を存分に観光した後は、宿でゆっくり食事と温泉を楽しみたいものです。
名物の牡蠣も忘れてはいけません。(笑)
<宿情報>
①ホテル松島大観荘
松島湾の景色を一望できる松島最大のリゾートホテル。
そして、松島の壮大で美しいロケーションを楽しみながら入浴ができる露天風呂も魅力の一つ。
大浴場は太平洋に面していて、日の出の時間に合わせてオープンします!
客室は松島の絶景が望める海側とリーズナブルな山側客室があり、館内には
5か所のお食事処があります。
そして、今ならなんと、宿泊予約サイト「じゃらん」で利用できる1,500円分の特別クーポン発行中です!!!
予約できる期間は、2019年12月31日まで、宿泊対象期間は2020年の3月まで。
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②ホテル 絶景の館
全室海側に位置していて、松島の景色が一望できる宿。
客室は全和室で、露天風呂付きの和室も有ります。
食事は季節と素材を重視した海の幸を中心とした海鮮料理がたっぷりと味わえます!
今ならなんと、宿泊予約サイト「じゃらん」で利用できる500円分の特別クーポン発行中です!!
予約できる期間は、2019年3月29日まで、宿泊対象期間は2020年の3月まで。
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③松島温泉 小松館好風停
松島の絶景を一望できる宿。
また、太古の地層で育まれたさらさらとお肌にやさしい天然温泉。
客室に露天風呂が付いた部屋もあり、思う存分松島の旅を、
ゆったりとくつろぎながら過ごすことできます。
また、お月見台からは、松島の月が眺められ、足湯も楽しめます。
②山形ー情緒あふれる温泉宿・銀山温泉
山形の尾花沢市にある銀山温泉は『おしん』の舞台となったことでも有名です。
そして、情緒あふれる温泉宿の風景はまるで時間を遡ったかのよう。
おすすめの季節は雪が降る冬の季節で、一度は訪れたいおすすめスポットです。
アクセスは東京から山形新幹線の大石田駅まで行き、そこからバスに乗り換えて約40分。
※大石田駅からのバスは本数が少ないので注意が必要です。
<宿情報>
①味とまごころの宿 昭和館
銀山温泉の真ん中に位置し、天空露天風呂と大正浪漫を感じる館内で銀山ならでは旅を味わえます。
そして、最上階の6階の天空露天風呂からは、銀山温泉のレトロな街並みを一望することができます。
客室は、山側と川側があり、純和風のお洒落な雰囲気。また、リーズナブルな料金で宿泊できる客室もあります。
②仙峡の宿 銀山荘
銀山温泉の入口に位置する宿。
全室川側に位置しており、各部屋からは山並みや銀山川の川辺の野鳥の姿を見ることが
できる眺望の良さ。
また、和室にプライベート半露天寝湯が付いた客室もあるのが魅力の一つ。
温泉は露天風呂、内湯、露天寝湯がそろっています。
③銀山温泉 古勢起屋別館(こせきやべっかん)
銀山温泉街のほぼ中央に位置し、木造四層構造の川側の建物と鉄筋五階建の山側の建物が
一体となった風情のある旅館。
天保年間から湯治宿を開業した、歴史のあるお宿でお部屋はすべて和室となっています。
銀山荘とは姉妹店であり、古勢起屋に宿泊すると、姉妹館「銀山荘」のお風呂を無料で利用できます。
まとめ
JR東日本が発売しているお得な切符「週末パス」
東京~福島・仙台・新潟・山形等の東北エリアに観光する際にとてもお得になる便利さ抜群のフリー切符です。
週末パスのフリーエリアは広範囲に設定されていて、伊豆(熱海~伊豆急下田)・関東エリア・東北、信越エリアの一部にも利用ができます。
利用期間は、土休日の連続する2日間しか利用できませんが、フリーエリアが広範囲に設定されていて、各エリアの数多くの主要駅を網羅したお得な切符となっています。
週末パスの最大のポイントは、土休日の連続した2日間利用ができ、週末パスだけでは、普通列車(快速列車)のみしか乗れませんが、別に特急券を購入すれば新幹線や特急列車も利用できるところです。
追加で特急券を購入してしまうと、お得な切符なのに高くなってしまい意味がないのではと一見思うところですが、実はそれでもお得になるのが週末パスです。
行く場所にもよりますが、東京~仙台駅、東京~山形駅をそれぞれ往復した場合、割引なしで普通に切符を購入した場合と週末パスを利用して往復ともに新幹線の特急券を追加して料金を比較したところ、仙台駅も山形駅も週末パスを利用した方が3,000円以上お得になる計算になります。
土休日に東京から東北エリアに行くのであれば、使わない手はない!というくらいお得な切符なのです。
東北エリアは、仙台駅の先にある日本三景の一つである松島や山形の銀山温泉など、見どころがたくさんある地域なので、
ぜひ、週末パスを利用して、東北エリアに足を運んでみてくださいね!!